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検査だけの日 [闘病記]

今日は、検査の日。

自分に古い「脳梗塞」があることはわかったものの、直接の原因はまだわかっていません。
「高血圧症」だというのは間違いないんですけど、他にもいろいろと調べておこうということで、初診のときにK先生が予約を入れて下さったのです。今日はその検査の日です。

今日の検査は…

●頸部動脈のエコー検査
●心電図
●MRI(二回目)

以前の血液検査の結果を伺えるのかと思ったけど、今日はK先生が休診で、結果は後日ということになっていたようです。次は20日です。



頸部動脈エコー検査。検査担当は、凛とした感じのメガネの女医さんでした。

ベッドに枕なしで仰向けで横になり、首元にセンサーを当てられます。
でも、モニターは見える角度でないので、どのように見えているのかも判らないし、何を重点的に調べているのかも判らない…これって、結構不安っすね。。。。。

それで、首を横に倒しての検査が結構しんどかった。
…とは言っても、これは首のこり故なのか…いやそれとも、首に問題があるから、こっているのか?……
それさえも判らず、「ぴきっ!」とつりそうになりながらも、次の段階に移るのを待つしかなくて、ちと切ない。。。
反対方向に傾けたとき、ホントにつりそうになって焦ったけど、取り合えず無事に終了。
10分以上はかかったと思われる検査も、正確な時間はわからないものの、気持ち的にはかなり長時間だったという感じでした。

次は別の部屋に移動かな、と思っていたら、「じゃぁ、次は心電図とりますね」とのこと。
この度は枕が用意されて、首がちょっと楽に♪

「ああ、また長時間じっとしてることになるんだろうな…」

…と思ってた自分。
心電図ってそういう印象がありました。
体中に電極つけて、記録紙が長々と連なって…

…ところがどっこい、両手・両足の四箇所と胸元に四箇所くらいセンサーをつけたと思ったら、ものの10秒そこそこで「はい、おしまいです」って?!

終わりですか! 先生…終わりなんですか!
すみません、いや本気で拍子抜けしてしまいました。



間髪おかずに今度はMRI。

これは二回目なのでスムーズです。いや、二回目だからでなく、「予約」が入っていて、さらに「救急」が入っていないからなんでしょうね。

MRIの診察台に仰向けになって、頭を固定されて、ドーナツの中に入っていく。。。。。

「大きな音がしますからね~」と、オペレータとの女医さん(今日は女医さん率高いなあ…)の優しい声。
二回目なので、「確かこういう音だったっけな」…と思ってたら、最初こそ、前回と同じ音でしたが、撮影が開始以降、最後まで同じパターン音~「ヴィ~~~~~~ン」って感じの音が鳴りっぱなし!

うるさいんだけど、妙に慣れてくると眠くなってくるから不思議。
時々フッと睡魔に襲われそうになりつつ、気が付いたらあっという間の10分経過。

「はい、今日の検査は以上で終了です。ロビーでお待ちください。」
案外スムーズに終わったから、すぐに帰れそうな感じ。

「はい、ありがとうございました」とMRIから起き上がった瞬間、軽い立ちくらみ。
一瞬やばいと思ったものの、普通の立ちくらみだった様で、直後に復旧して、一安心。




ロビーに移動して、会計を待つ。ところが、結構人がいるので、思ったより時間がかかりそうな予感…

その予感通り、次々と呼び出される患者さん…患者さん……でも、自分の番はなかなか来ない。

なかなかこないので、会計の女の子を思わずじっくり観察。
顔がちょっと童顔で、声がいい感じのアニメ声で結構かわいい。
会計を終わらせた患者さんに「お大事にどうぞ」というときの笑顔がなかなかいい。

ん?

ちょっと待て!何見てるんだ俺!

いや、待て待て!これは人間観察だ!
患者さんもいろいろだし、医局に勤める人もいろいろだ。
うん!これは人間観察だ!

…などと思いながら、こういう娘をヒロインにしたばあい、どういうマンガが作れるだろうか、などと考えている自分。

職業柄そういうことってあるんですよ。いや、ホントですってば!




正直結構会計が済むまで時間がかかりました。20~30分は待ったような気がします。

診察券を財布ごと忘れてしまって困っているおばあさん。
予約券をもらっていないのに、予約してるから診てよと強引に主張するおばさんと困惑する職員。
手元に1000円しかなくて、親御さんの携帯番号が判らなくて支払いに困っている体格のいい子供。
診察を終えた彼女をいたわるように寄り添っている彼氏…もしくは若い夫婦…
救急車搬送を終えた消防職員の人と、短いながらもいたわりの言葉をかける医局の職員
   :
   :
   :
病院のロビーって、いろいろな人間模様が見えて、案外面白いです。

仮想ヒロインの娘さんから呼ばれて、会計を済ませた自分。
「お大事にどうぞ」と言ってくれた彼女に、思わず「ありがとう」と返事をかけずにはいられませんでした。




そして、帰路の自転車で、軽く雨に降られてしまったのでした。
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