ありがとう… [dog]
去年の11月19日に脾臓の腫瘍が発覚して、手術困難で今日明日も危ういという状態でしたが、その後少し持ちなおして五ヶ月も頑張ってくれました。
何度かもうダメかもと思うこともなかったわけではありませんが、本当に最期まですごい生命力でした。
荼毘に付した後のお骨拾いで、綺羅の腫瘍がかなり転移していたことが分かりました。綺羅はそんな素振りさえも見せませんでしたがもしかしたらすごく痛かったのかも知れません。
3日ほど前から経腸栄養剤もミルクも舐める力がなくなってしまい、2日前には水を飲むこともできなくなってしまいました。
昨日は鼻に溜まった血が固まったのか、鼻呼吸ができなくなってしまい口からの呼吸となっていました。そのためかなり苦しそうでした。
最期は舌が咽を塞ぐような格好となり、呼吸できなくなり、急遽口に指を入れて気道を確保したんですが、残念ながら力尽きました。
コーギーとしては11年と5日はちょっと短い生涯でしたが、精一杯自分たちと一緒に時間を過ごしてくれました。
飼い主としてはダメダメだったかも知れませんが、親バカな自分たちについてきてくれたとても賢い子でした。
本当にありがとう。
11歳の誕生日の綺羅さん
追記:
妻のブログに、我が家に来て間もない綺羅の写真があります。
幼くて可愛くて…なつかしい。
綺羅の病気…「脾臓腫瘍」と「播種性血管内凝固症候群」 [dog]
血液検査・レントゲン検査・エコー検査を行った結果、かなり重篤な状態だということが判明しました。
脾臓の腫瘍です。
なんと、15cm程という、信じられないほどの大きさになっていました。
ほぼ一年前に乳腺腫瘍の摘出手術を行っているので、散歩後のブラッシングでおなかのチェックをまめにやっていたのですが、腹部の腫れにはまったく気づjきませんでした。
でも、土曜日は明らかにぷっくりと膨れていました。
当初は「腹水」だろうか、とちょっと思っていました。
検査結果待ちの一時間半ほどの間に、ネットで「犬 おなか パンパン」などのワードで検索して、いろいろな楽観的な推測をしていたのですが、そんな楽観論が吹き飛んでしまうほど重篤で最悪な結果だったのです。
正直、そんなに大きな腫瘍が巣食っていたなんて、俄かには信じられませんでした。
脾臓の腫瘍は高い率で悪性で、血管肉腫が占めていることが多いそうです。
脾臓は血管の塊なので、部分的に採取し病理検査することができなくて、良性か悪性かは、摘出して病理にかけてはじめてわかるそうです。
悪性の確率は75%以上…。
しかも摘出後の生存は2~6ヶ月ほどだと告げられました。
しかし、残り25%の可能性…良性だった場合は、摘出後元気になった子もいるそうです。
確率に賭けて手術する選択肢が浮上してきました。
しかしここでもっと大きな問題が浮上して来たのです。
血液検査の結果「播種性血管内凝固症候群」(DIC)だということが判明したのです。
この症候群のままだと、手術そのものができないと言われました。
手術するためには、まず輸血を行い、問題のある血小板ほかの数値を手術可能な数値にまで調整する必要があるそうです。
しかし輸血もショックやアレルギーが生じる危険性もあり、適合しても手術中に死亡するケースがあり、リスクがすごく高いとのことです。
「播種性血管内凝固症候群」を改善させるためには「基礎疾患」を取り除かなければいけない…その「基礎疾患」が「脾臓腫瘍」で「血管肉腫」…それを取り除く手術は「播種性血管内凝固症候群」のために手術が困難…
手術そのもののリスクが高く、手術が成功しても、腫瘍が悪性なら余命2~6ヶ月というわけです。
無事に手術が成功して、運よく良性の腫瘍だったとしたら何とかなるのか…と思ったら、その後にも大きなリスクがあることが判明しました。
腫瘍が徐々に大きくなって行ったため、内臓(胃腸」を圧迫しているその状態で体内バランスをとってしまっている場合、摘出したことにより、循環系のバランスが急変して急死した例があるそうです。
病院でそれらの詳細な説明を45分ほどにわたり説明を受けた後、仕事で自宅にいた妻に電話して相談しました。
「綺羅に苦しい思い、寂しい思いをさせたくない…」という点では私と妻の意見は一致しました。
妻が結婚前から飼っていたフェレット(妹分)が病院で命を落として最後を看取れなかったのが心残りで、二匹目のフェレット(兄貴分)が同様の病気になったときも、余生は自宅で過ごさせて二人でその子の最期を看取ることができたのです。
私たちは、極めてリスクの高い手術を決断することよりも、どんな形であれ自宅で最期を看取ることを選びました。
昨日病院の入院ケージの中で不安そうな目をしていた綺羅は、今私の横で静かに寝息を立てています。
不思議なことに、昨日は足腰が立たないくらいまで貧血が進行していたのに、今朝は自ら立ち上がりえさをねだり、夕方には軽い散歩ができるまで回復したのです。実際おなかの腫れもすこし小さくなってくれました。
しかし、病魔=腫瘍が消えたわけではありません。
いつ綺羅の容態が急変するかもわかりません。
でも、一日でも長く緩やかな時間を与えて、一緒に過ごすことができればいいと願って、綺羅との残された時間を大事にしたいと思います。
骨を喰らう [dog]
久々にわんこ(綺羅・WコギP・♀)を洗う。
終わったときのご褒美は、オーストラリア産のラムシャンクボーンだ。
丸々だと結構なボリュームがあるので半分に切断する。
何しろ初めて与えたとき、15センチ以上はあろうかという骨を丸々喰い尽くさんとする勢いだった。
小型犬に近い中型犬には、さすがにこの骨、デカすぎる。(綺羅は9.7kg)
さて、綺羅は何でも喰らう食欲魔犬だが、これをゲットできたときはそれはもう夢中。
必死でバリボリする。
そして、意地でも離さない。
何があっても離さない。
そして約20~30分くらい楽しんで殆ど喰い尽くす。
そして1~2日後に 白いう○ち がでる。
妻に不評だったので… [dog]
先の綺羅の写真を載せたところ、妻から
「ちょっと!もっとマシな写真なかったの?」
…ととても不評でした。
あはは~~~~ 実はヘンな写真ばかり撮るのが好きなので、パソコンのフォトフォルダを見てみたらまともなものが全くといっていいほど…
仕方が無いので、ちょっとまともそうな写真を…
私のひざの上で和んでいるのか?綺羅
でも目がなんとなく恨めしそうに見えるのはなぜ?
眠くなったのか、疲れたのか…?
でも結局こういう表情をしている。
写真映りが悪い犬 [dog]
毛の流れの関係で、デジカメでフラッシュを焚くと、目元口元に影が出来るのです。
…こんな風に…
普通に自然光で撮るとそんなこと無いのに、屋内だと何時もこんな感じのオヤジ風味。(♀なんだけどね)
そこで、赤目(緑目)を修正ついでに、顔の部分を修正してみた。
なんか、すごく間抜けな顔になってしまった…
Photoshopでお絵かきはしても、写真修正はあまりやらないのさ。
乗られると動けない… [dog]
一階に住む綺羅・一階に仕事場があるワシ
二階に住む茶太丸・二階に仕事場がある奥さん
先住者でもある綺羅は、時にワシが二階に上がるとやたらと自己主張することがある。
「二階でパパとママがあのチビを可愛がるんだ」
「あたし…のけものなのぉ…」
・・・とでも思ってるのだろうか?
そういう時は大抵綺羅は甘えん坊になる。
いつもは仕切って自由に入れないようにしている仕事場に入れてあげると、膝の上に乗りたがるのだ。
膝の上に乗られてしまうと、ワシは何も出来なくなる。
綺羅は居心地のいい体勢を求めてやたらとむずむずし、そしてベストポジションを見つけたらどっかと腰をすえてしまう。
作業をするためにキーボードはまず触れない。せいぜいマウスとタブレットペンくらいだ。
まぁ、作業内容によってはそれで十分なんだが、作画段階だと乗られるとダメだ。
作業するために下ろそうかと思ったら、こっちを見てアピールしてきた。
「もちっとここで和ませなさいよ!」
「普段サービス悪いんだからさぁ!」
…とでも言いたいのだろうか…?
すっかりくつろがれてしまった……
でも、案外綺羅のほうから「飽きて」くれる。
ものの二十分ほどで彼女の興味は…
「ハラ減った!なんかくれ」
…に変化する。
膝から下ろしたらまっしぐらに自分の「ハウス」の前に行って、いつものおやつを要求してくる。
それにのこのこ答えてしまうから、どんどん付け上がって行く。
もちろんのことだけど、何もしなきゃあげないけどね。
久々に航空公園へ… [dog]
仕事がバタバタしてたので、ここ最近の綺羅の散歩が夜になってからになっていた。
いやはや、綺羅には申し訳ない限り。
スマン!
…というわけで、今日は久々に航空公園まで行った。
おお!見事な紅葉じゃぁあ~りませんか!
この前ここに来たのはいつのことだ?
う~~ん…
スマン!
わすれてるよ、わし…
まぁそれはともかく(どこがともかくなんじゃ?)早速「ドッグラン」へ…
あ?月曜休みだったっけ?
スマン!
いろいろわすれてるよ、わし…
しゃ~ないので、綺羅にロングリードつけて公園内をのんびり散策。
相変わらずノーリードで遊ばせている飼い主もいるが、それを横目に広めのスペースへ…
綺羅、爆走!
はしるはしるはしるはしるるる~~~~
ハァハァハァ………
体力不足の廃人にゃ付いていけない。
一段落付いたところで一休み。
妙に悟ったようなツラをしている綺羅。
いや、実はそういうわけではないのは分かっている。
わしが腰を下ろして休んだら、そのそばにぴったりくっついて遠くを見るのだ。
綺羅はこう思っているに違いない…
「早く歩きなさいよ!待っててあげるから」
そう、彼女は間違いなくわしが立ち上がって散歩の続きをはじめるのを待っているのだ。
おもむろに立ち上がるそぶりを見せたら、こっちを見て「エヘ」顔をする綺羅。
「はいはい!行きますよ!行けばいいんだろ?」
そして散歩再開。
その直後、小学4~5年生位の少女が二人、「あ!コーギーだ!あの、触っても良いですか?」と…
こういう風にきちんとまずお伺いを立ててから犬に近づいてくるというのは正しい犬との接し方だ。
親の躾が良いんだろう。(それともそういう性格なのか?)
ひとしきりじゃれる綺羅。
なでられるのが嫌いな綺羅は、微妙にその手から逃げながらも、見えない尻尾をブンブン振る。
あいかわらず甘え方が下手だな~綺羅は……
少女たちは「ありがとうございました~」と明るい声で走り去っていく。
うん。きちんと挨拶するという当たり前のことが出来ない「人」が増えている中、とても好ましい少女たちであった。
そして、ふたたび綺羅爆走!
誰かにかわいがってもらったとき、興奮冷めやらぬかのように、爆走する習性があるのだ。
そして、一通り満足したらしき綺羅は、帰宅時には…
「その自転車乗せて!」
…と抱っこを要求する。
「散歩にならんだろ~に!」
…そう思いながらも、自転車の前かごに乗せるわし。
今度はドッグラン開いている曜日に行かなきゃな~
余談だが、写真は携帯で撮った。702NKだ。
カメラの性能はもともとあまり評判は良くない携帯だが、案の定発色が悪い。
きちんとした写真撮るなら、せめてデジカメじゃないとダメだ。
ホントはフィルムカメラがベストなんだけどな~
ヘソ天で寝る犬 [dog]
我が家には犬もいる
WコーギーPの♀で「綺羅」と言う。
何故か「きゃら」と無理矢理読むのだが…
綺羅はあまりヘソ天をしない。
そういう事を妻がblogに書いたら
「服従の躾はきちんとなさったほうが良いと思います。」
…という書き込みがあった。
服従訓練出来ていない犬でもヘソ天しまくる犬は一杯見ているし、服従訓練出来ている犬でもヘソ天しない犬も知っている。
服従の躾が出来ていれば、ヘソ天するようになるという訳ではないのではないか?
それは結局犬の個性だったり性格だったりするんだと思っている。
綺羅は決して外で愛想を振りまいてヘソ天したりしない。
我が家でも通常はやらない。
しかし、かなりキツく叱られると綺羅自身が悟った時には、自ら「ごめんなさい」のヘソ天をする。
服従訓練は完璧とは言わないが、やらなかった訳ではないのだ。
つまり、綺羅はそういう性格なんだと思っている。
そんな綺羅だが、ケージの中で寝る時に、たまにヘソ天状態になるときが有る。
覗き込むと「なんか用?」って体制を戻す事が多いが、疲れ切って寝ている時にはこういう風になるときもある。
そういうときは、ちょっと目つきが怖い。